帝国データバンクによると、今年8月のホテル.旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は8件、負債総額は17億1500万円だった。件数は前月比1件、前年同月比2件それぞれ減少(11.1%減、20.0%減)。額は前月比3億7900万円、前年同月比122億7600万円それぞれ減少(18.1%減、87.7%減)し、今年最少となった。
倒産件数は3カ月連続の1ケタ台。前年に4回あった2ケタ台はこれまで2回(3、5月)にとどまっている。今年の最多は5月の16件。
負債総額は今年最少だった前月をさらに下回った。100億円の大台を下回ったのは5カ月連続。前年に3回あった100億円超えは、これまで2回(2、3月)にとどまっている。最多は3月の127億9300万円。
1月からの累計は、件数が前年同期比3件減(4.0%減)の72件。負債総額が同118億6500万円減(19.5%減)の489億3100万円。