観光庁が9月30日に発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2024年8月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2023年同月比2.7%増・2019年同月比4.5%増の6611万人泊となった。単月として60万人を超えるのは2023年8月以来で、19年同月比では15ヶ月連続でプラス成長した。
内訳は日本人が23年比0.8%減、19年比0.8%減の5330万人泊と微減。一方で外国人は23年比20.9%増、19年比35.1%増の1281万人泊で、19年比で14ヶ月連続の増加となった。
客室の稼働率は全体で63.9%となり、23年比で1.3ポイント(pt)増、19年比で5.5pt減だった。施設タイプ別の客室稼働率(カッコ内は23年比・19年比)はそれぞれ、旅館が43.6%(0.9pt減・6.8pt減)、リゾートホテルが63.7%(3.5pt増・7.2pt減)、ビジネスホテルが74.8%(1.4pt増・4.8pt減)、シティホテルが72.3%(1.0pt増・10.7pt減)、簡易宿所が36.3%(3.0pt増・8.7pt減)だった。
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