観光庁が10月31日に発表した宿泊旅行統計調査で、宿泊施設の19年8月の客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比0.7ポイント減の69.0%となった。前年同月の数値を30都道府県が下回った。
宿泊施設のタイプ別では、シティホテルが1.3ポイント減の82.9%、ビジネスホテルが1.6ポイント減の79.3%、リゾートホテルが1.8ポイント減の71.1%、旅館が0.1ポイント増の50.8%(旅館のうち従業者数10人以上は2.2ポイント減の65.6%)、簡易宿所が1.6ポイント減の42.4%だった。
都道府県別の客室稼働率の上位は、(1)大阪府(1.0ポイント減の83.3%)(2)東京都(1.0ポイント減の79.3%)(3)神奈川県(3.9ポイント増の78.6%)(4)千葉県(2.0ポイント増の76.9%)(5)北海道(1.5ポイント減の75.7%)―などだった。