今年6月の訪日外国人旅行者数は、コロナ禍前の2019年同月比95.8%減の12万400人となった。政府による水際措置の緩和で21年同月の10倍以上になっており、4月から3カ月連続で月間10万人を超えたが、5月の14万7千人からは減少した。
日本政府観光局(JNTO)が7月20日に発表した推計値。添乗員付きパッケージツアーに限定した訪日観光が6月10日から再開されたが、訪日外国人旅行者数全体の一部にとどまった。水際措置の緩和で増加した就労、留学などの入国者数も前の月よりは減少したとみられる。
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