
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査の第1次速報値で、2022年6月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は3451万人泊だった。21年同月比は73.4%増、コロナ禍前の19年同月比は24.7%減。新型コロナウイルスの感染状況は7月に悪化するが、6月は比較的落ち着いており、日本人延べ宿泊者数に限ると3385万人泊で、21年同月比72.2%増、19年同月比6.5%減となった。
日本人延べ宿泊者数の19年同月比の推移を見ると、3月からは下げ幅が縮小。3年ぶりに行動制限の発令がないゴールデンウイークとなった4月が16.1%減、5月が13.5%減と一定の回復が見られた。「県民割(ブロック割)」も実施中で、6月の減少率は1桁台に縮まった。
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