外国人は東京など7都県で増
観光庁の宿泊旅行統計調査の第2次速報値の結果、2023年6月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は、22年同月比33.7%増の4533万人泊だった。コロナ前の19年同月との比較では1.1%減。地域別で19年同月比がプラスなのは東京、北海道、京都など12都道府県だった。日本人に限ると18都道府県がプラス、外国人では東京、福岡など7都県がプラスだった。
延べ宿泊者数全体を見ると、19年同月比でプラスだった12都道府県は、北海道7.6%増▽青森県4.7%増▽栃木県2.7%増▽東京都30.6%増▽神奈川県3.0%増▽富山県13.1%増▽京都府3.1%増▽兵庫県6.6%増▽愛媛県10.2%増▽高知県4.5%増▽長崎県3.5%増▽熊本県7.2%増。他の道府県はマイナスで、このうち山形、福島、福井、静岡、三重の5県は20%以上の減少だった。
延べ宿泊者数のうち日本人延べ宿泊者数は22年同月比8.1%増の3599万人泊。地域別で19年同月比がプラスだったのは、北海道、青森、栃木、千葉、東京、神奈川、富山、愛知、京都、兵庫、奈良、岡山、徳島、香川、愛媛、高知、長崎、熊本の18都道府県。
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