観光庁が発表した宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、2022年5月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は3674万人泊だった。3年ぶりに行動制限の発令がないゴールデンウイーク(GW)で、日本人延べ宿泊者数に限ってコロナ禍前の19年同月と比較すると、下げ幅は13.5%減に縮小し、都道府県別では5県がプラスとなったが、他の地域は依然マイナスで、18県が20%以上の減少を示すなど需要の回復には地域差が見られた。
外国人を含めた5月の延べ宿泊者数は、コロナ禍前の19年同月比で28.5%減、前年の21年同月比で77.3%増だった。都道府県別に19年同月比を見ると、山口県(6.4%増)を除く地域は全てマイナス。17都府県が30%を超える減少率で、このうち40%を超える下げ幅は、沖縄県52.7%減▽鳥取県47.7%減▽滋賀県40.6%減―の3県だった。
日本人延べ宿泊者数に限ると、5月は3607万人泊で19年同月比13.5%減、21年同月比76.0%増。都道府県別の19年同月比でプラスとなった5県は、山口県7.5%増▽栃木県2.7%増▽岐阜県1.3%増▽神奈川県1.0%増▽山梨県0.4%増。
18県の日本人延べ宿泊者数は19年同月比で20%以上の減少。このうち30%を超える減少率だった地域は、鳥取県45.2%減▽沖縄県38.8%減▽滋賀県35.8%減▽福井県32.2%減▽山形県30.2%減―の5県だった。
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