
日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実態調査の2019年5月の結果をまとめた=表。東北6県の合計では、前年同月の実績に対して宿泊人員が6.1%増、売り上げが15.2%増だった。
回答施設数は東北6県に所在する100軒。
宿泊人員は、青森県、岩手県、宮城県ではプラスだったが、秋田県、山形県、福島県は前年度の実績に届かなかった。10連休となったゴールデンウイーク期間は好調だった一方で、他の期間の宿泊人員が伸び悩んだ可能性がある。
1~5月累計の宿泊人員は前年同期比で、青森県が4%増、岩手県が7%増、秋田県が1%減、宮城県が増減なし、山形県が2%減、福島県が1%増となった。このうち外国人の宿泊人員は、青森県が2%減、岩手県が26%増、秋田県が27%減、宮城県が58%増、山形県が4%減、福島県が21%増だった。