総務省の労働力調査によると、今年5月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月と同率だった。
このうち男性は2.5%で前月と同率。女性は2.2%で前月比0.1ポイント低下した。
2017年6月から24カ月連続の2%台。昨年5月と今年2月は2.3%と、1993年4月以来の低い数字を記録している。
同月の完全失業者数は165万人で、前年同月比7万人増と、2カ月ぶりに増加した。求職理由別では、「勤め先や事業の都合による離職」が1万人増加。「自発的な離職(自己都合)」が4万人増加。
同月の就業者数は6732万人で、前年同月比34万人増と、77カ月連続で増加した。主な産業別では、「宿泊業、飲食サービス業」が414万人で、同10万人増加。