ジャストシステムは12日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年6月度)」の結果を発表した。それによると、5年間で、スマートフォンからのネット接続は1.8倍に増加した。
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年6月度)』の結果を発表します。本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全75ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■5年間で、スマートフォンからのネット接続が1.8倍に。デスクトップPCは減少
プライベートでインターネットにアクセスする機器として、「スマートフォン」を挙げた人が最も多く(80.6%)、次いで「ノートPC」(54.4%)、「デスクトップPC」(29.8%)でした。2013年6月度調査では、「ノートPC」が最も多く(62.7%)、次いで「スマートフォン」「デスクトップPC」(ともに、45.6%)でした。5年前と比べて「スマートフォン」からネット接続する人の割合は約1.8倍に増え、「デスクトップPC」は15.8ポイント、「ノートPC」は8.3ポイント減少しました。
※複数回答あり。
■10代の約1割が、「自分専用のプリンタ」を所有
プライベートで「自分専用のプリンタを持っている」人の割合は33.2%でした。10代は12.0%、20代は26.5%、30代は26.0%、40代は32.0%、50代は39.5%、60代は52.5%で、10代でも1割以上の人が自分専用のプリンタを所有していました。
■60代の6割が「自分専用のデジタルカメラ」を所有。10代も3割近く
プライベートで「自分専用のデジタルカメラを持っている」人は42.0%でした。10代は27.0%、20代は33.0%、30代は40.5%、40代は37.5%、50代は46.5%、60代は60.0%で、60代の所有割合が最も高いことがわかりました。
■スマートフォンユーザーの4割が、「今年は新機種に買い替えない」
スマートフォンユーザーに、新機種への買い替え予定を聞いたところ、「年内を予定」と答えた人は11.0%、「年内で検討中」の人は10.6%、「数年以内」と答えた人は30.6%でした。一方、「少なくとも数年は買い替えない」と答えた人は15.9%、「特に新しい機種への買い替えをするつもりはない」人は24.3%でした。年内に買い替える計画や可能性がある人は21.6%、買い替えるつもりはない人は40.2%でした。