
今年4月の外国人延べ宿泊者数は1315万人泊となり、統計上、比較可能な2010年以降で、1カ月当たりとして過去最高を記録した。日本人を含めた延べ宿泊者数全体に占める割合も25.8%に達し、過去最高となった。
観光庁が31日に発表した宿泊旅行統計調査の第1次速報値。
訪日外国人旅行者数(日本政府観光局〈JNTO〉統計)は、今年3月に1カ月当たりで過去最高の308万人を記録。続く4月は過去2番目の304万人となっていた。
延べ宿泊者数全体に占める外国人のシェアはコロナ前の19年が年間で19.4%、訪日需要の回復が進んだ23年が年間で19.3%だった。24年に入ると、月別で1月が24.6%、2月が24.1%、3月が23.6%だったが、4月は25%を超えた。