東海汽船は6月18日、新しい客船「3代目さるびあ丸」を報道陣に公開した。新客船は25日から東京―大島・神津島航路で、来年から夏季限定の「東京湾納涼船」で使用する。
1992年に就航した2代目さるびあ丸の代替船。総トン数約6200トン、全長約118メートルで、旅客定員は1343人。総トン数は2代目から1200トンアップしたが、燃費は11.3%節約されるなど、環境に配慮した造りにしている。
船体は東京諸島の海に映える藍色「TOKYOアイランドブルー」を基調とする。美術家の野老朝雄氏がデザインした。
船内にはエレベーターや多目的トイレ、車いす置き場を設置するなど、全ての旅客が快適に過ごせるよう各所でバリアフリーに配慮している。
東京の竹芝桟橋で行った内覧会には東京都の小池百合子知事も訪れ、同社の山﨑潤一社長らとともに船内を視察した。
3代目さるびあ丸