第21回世界観光ガイド連盟総会 国内初開催、福岡で 世界の専門家が集結


サプライズ・中高生による英語歌舞伎「車引」

サプライズ・中高生による英語歌舞伎「車引」

 世界70の国・地域から20万人以上の観光ガイドが加盟する世界観光ガイド連盟(WFTGA)の第21回世界総会「WFTGA Fukuoka Convention 2026」が2月9日から13日までの5日間、福岡市の福岡国際会議場で開かれ、世界47カ国から集まった約620人の観光ガイドや観光関係者が、「Sustainable Tourism for the Future(未来志向の持続可能な観光)」をテーマに、ガイドの役割やデジタル技術との融合、オーバーツーリズムへの対応など、観光業界が直面する喫緊の課題について議論を交わした。日本での開催は今回が初めて。

 海外からの参加者520人のうち、92%に当たる483人が欧米豪からの来訪者となった。アジア圏からの観光客が9割を占める九州で、これほど欧米豪比率が高い国際会議は珍しい。

 主催のWFTGAと、ホストを務める一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会(K-iTG)は、同総会を、九州が欧米豪市場における新たな観光目的地として認知される重要な契機と位置づける。

 初日の開会式は、2012年ミス・インターナショナル世界大会優勝者の吉松育美氏がメインMCを務め、幕開け。オープニングセレモニーでは、地元・リンデンホールスクール中高学部の生徒たちが、歌舞伎俳優の中村壱太郎氏による監修のもと、英語歌舞伎「車引(くるまびき)」を披露。若者による伝統芸能の熱演に対し、会場を埋め尽くした各国代表から大きな拍手が送られた。

サプライズ・中高生による英語歌舞伎「車引」
サプライズ・中高生による英語歌舞伎「車引」

 開会式のあいさつに立った福岡市の高島宗一郎市長は、開催都市として歓迎の意を表明。WFTGAのセバスチャン・フランケンバーガー会長、観光庁の村田茂樹長官、世界観光機関(UN Tourism)アジア太平洋地域事務所の金子正志所長、福岡県の服部誠太郎知事がそれぞれ登壇した。

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