佐々木氏
まるでワンダーランド はちのへに「おんでやぁんせ」
青森県南地方に伝わる豊年満作を祈願する民俗芸能「八戸えんぶり」が閉幕すると、北国に待望の春がやってきます。青森県八戸エリアでは、3月の訪れとともに街が活気づき、春の観光シーズンを迎えます。
3月には、日本一の朝市といわれる「館鼻岸壁朝市」が開幕します。今年は新たな試みとして「冬の朝市」が期間、店舗とも限定で特別開催されましたが、3月15日から本格開催されます。この朝市は、全長約800メートルにわたって約300件の屋台が立ち並ぶ、まさに「巨大な出現都市」。地元産の鮮魚や干物はもちろん、趣向を凝らした総菜や入れたてのコーヒーまで、八戸の食文化が凝縮されています。夜明けとともに数万人が集う熱気の中に身を置けば、この街が持つ底知れぬエネルギーを感じていただけることでしょう。
また、八戸観光の象徴といえば、種差海岸です。三陸復興国立公園を南北に結び「みちのく潮風トレイル」の北の起終点となるこのエリアは、春の訪れとともに3万羽を超えるウミネコが「蕪島」に飛来し営巣を始めるほか、「種差天然芝生地」の芝生が青みを帯び、ニッコウキスゲやノハナショウブをはじめとする多種多様な高山植物が海岸線に咲き始めます。荒々しい岩礁と優美な芝生が織りなすコントラストを眺めながら、波音をBGMに歩く時間は、何にも代えがたいリフレッシュとなるはずです。
昨年12月に発生した青森県東方沖地震に際しましては、全国の皆さまから多大なるご心配と温かい励ましをいただきました。この場をお借りして深く感謝を申し上げます。現在、八戸市内の観光施設や交通インフラはおおむね復旧しており、皆さまを「安全・安心」にお迎えする準備が整っております。
八戸エリアは以前にも増して活気に満ちあふれています。日本一の朝市、種差の美しい海岸線、世界遺産にも登録されている是川縄文遺跡、中心街にある八つの横丁や「八食センター」のおいしい食。このほか周辺町村は、サクランボや桃、リンゴなど多種多様なフルーツが実り、馬肉や牛肉、ニンニクの産地でもあります。そして心温まる南部の人々。そのすべてが、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。この春、新幹線を降り立った瞬間に始まる「感動の旅」を、「まるでワンダーランド はちのへ」で。八戸エリアの支援・応援を引き続きよろしくお願いいたします。強く歩みを進める八戸の「今」を、ぜひ体感しにおいでください。
※「おんでやぁんせ」=いらっしゃい、おいでくださいの南部弁表現

佐々木氏




