マーケティングのコンサルタントは「理想とする顧客像(ペルソナ)を設定して、主要顧客のニーズに合わせたお宿の強みを打ち出し、お客さまにアピールしよう」と言います。理論としては正しいのでしょう。
しかし40年間、旅館経営の現場を見てきた私が感じるのは、「そもそも、うちに強みなんてあるだろうか?」と感じている経営者が、いかに多いかということです。
絶景の露天風呂、圧倒的なレベルの客室、最上級のサービスと料理~そういった強みを持っているのは、ごく一部のお宿だけです。多くのお宿は、成功事例に少しでも近づこうと、これまで歩んできました。需要が旺盛だった時代には、各温泉街でそれぞれのお宿が十分な宿泊客数を確保することができました。
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