民泊大手のAirbnbは、世界中の宿泊施設を予約する際に支払いが発生しないオプション「今すぐ予約、後払い」の提供を日本のゲストに向けて開始した。
新サービスにより、日本の旅行者は対象となる宿泊施設を予約する時点では支払いが発生せず、より柔軟な支払い方法を選択できるようになる。
昨年夏にすでに提供が開始されていたアメリカでは、2025年第4四半期のAirbnbの予約数が2025年第3四半期と比べて増加する結果となった。
無料キャンセル期間終了前に支払い ホストの予約機会も確保
「今すぐ予約、後払い」は、キャンセルポリシーが「普通」または「柔軟」に設定されている世界中の対象宿泊施設で利用可能だ。
ゲストは宿泊先の無料キャンセル期間の終了直前まで全額を支払う必要がない。ホストが選択したキャンセルポリシーはそのまま維持される。
またゲストからの支払いは必ず無料キャンセル期間の終了前に行われるため、万が一ゲストがキャンセルした場合でも、ホストには別の予約を確保する時間がある。
このシステムは、友人や家族などと宿泊費用を分け合うグループ旅行をはじめ予算を計画的に管理したい場合などに最適だ。
日本の旅行者の約4割が「柔軟な支払い」を重視
昨今の旅行者が宿泊先の予約時により柔軟な選択肢を求めていることが新たなデータで明らかになったことを受けて、今回のサービスが導入された。
AirbnbとFocal dataが日本の旅行者を対象に実施した最近のアンケート調査では、日本の回答者の約4割の人は、休暇を予約する際、柔軟な支払いオプションを利用できることが重要であると回答した。
また、日本の回答者の3分の1が次の旅行の予約の際に、柔軟な支払いのオプションを選択したいと答えた。
人気宿泊先の早期確保が可能 2026年は大イベント開催で旅行需要増
Airbnbの2026年の旅行予測によると、海外の都市観光や、デジタル画面から離れて自然を楽しむ旅、コーチェラやFIFAワールドカップなどの世界的な大イベントが旅行熱を高めていることが明らかになっている。
この新しい支払い方法により、ゲストは対象となる宿泊先を先に確保して後で支払うことができるようになり、人気の宿泊先を早めに予約して、余裕を持って計画を立てられるようになる。
ゲストにより柔軟性を ホストには予約数増加効果も
これはゲストにより柔軟な支払いの選択肢を提供するというAirbnbの取り組みにおける大きな一歩であり、またホストにとっても予約数の増加につながるとAirbnbは考えている。
「今すぐ予約、後払い」は、Airbnbの柔軟な支払いオプションをさらに充実させる機能だ。
一連のオプションには、ゲストが予約時に一部を支払い、残りをチェックイン前に支払うことができる「料金の一部即時払いおよび残額後払い」などがあり、より手頃な料金で旅行を楽しむのに役立てられている。
「今すぐ予約、後払い」は、キャンセルポリシーが「柔軟」または「普通」に設定されている、対象となる世界中の宿泊施設を予約する日本のゲストに利用できる。
なお、このサービスは、ブラジルレアル(BRL)、インドルピー(INR)、トルコリラ(TRY)で支払う場合を除き、すべてのユーザーが利用可能だ。
今回のアンケート調査は、Airbnbの委託により、2026年1月から2月にFocaldata社が500人の日本の成人を対象に実施した全国的なオンライン調査に基づく。





