個別商談会の様子
富山県は2月10日、大阪市内で、マスコミ関係者を対象に「プレスミーティング」を開き、最新の観光情報を発信した。県が単独で大阪でミーティングを開くのは初めて。9団体が発表した。
【富山県】
北陸新幹線の金沢―敦賀間開業で、関西からのアクセスが向上。大阪―富山間は特急、新幹線を使えば最短2時間35分で結ばれることを強調。その上で、新高岡、富山、黒部宇奈月温泉の各新幹線駅を拠点とした広域観光をアピール。
また、料理と合わせた地酒の選び方を提案し、「県酒造組合が昨年10月から実施している『富山の酒は最高の食中酒プロジェクト』の象徴的な商品として、11月から新商品を販売する」とした。
【魚津観光まちづくり】
観光の足として、電動トゥクトゥクのレンタルサービス(EVトゥクトゥク、3人乗り)を3月中旬から本格展開する。海沿いから山あいまで見どころが散在する同市、トゥクトゥクで観光スポットを効率的に回ってもらう。3~6月は春の蜃気楼シーズンにあたり、蜃気楼ロードをトゥクトゥクで走るのもいい。
運転には普通自動車免許が必要。レンタル料は4時間まで4400円、8時間まで6600円。オプショナルツアーの造成や地域ならではの体験コンテンツとのコラボも準備中という。
【黒部市】
黒部峡谷鉄道の終点・欅平と黒部ダムを結ぶ、全長18キロの工事用ルートを観光用に整備する新たな周遊ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放が目玉。「インフラツーリズムの魅力が詰まっている」と自信を示す。
24年1月から旅行商品として販売する予定だったが、能登半島地震の影響(鐘釣橋の損傷)で延期に。「宇奈月―欅平駅間の全線開通時期は7月上旬ごろにはっきりする予定で、それに伴いキャニオンルート始動時期も示される予定」。
【立山町】
立山黒部アルペンルート、雪の大谷、みくりが池、黒部ダム、称名滝が主な観光スポット。
町に伝わる、女性が極楽往生を願うための儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」が9月27日に開催予定。江戸時代に女人禁制だった立山登拝の代わりとして始まり、現在は3年に一度開かれている。
女性たちは白装束をまとい、目隠しをして現世と来世の境とされる布橋を渡る。「男性も布橋渡りができる」という。
【越中八尾観光協会】
おわら風の盆誕生のきっかけとされる春の「越中八尾曳山祭」は5月3日に開催。絢爛(けんらん)豪華な装飾を施した曳山6基がおわら風の盆の舞台ともなる街を練り歩く。道路の曲がり角で力強く向きを変える「角回し」も見どころの一つ。
【高岡市】
日常から離れて心身をリラックスさせる旅行スタイル「チル旅」を提案。国宝の雲龍山勝興寺での写経体験をはじめ、4月26日に開催される「伏木観光まつり」では、勝興寺の国宝である本堂を無料開放する。
また、3月末まで「JR氷見線に乗って道の駅雨晴へ行こう!キャンペーン」を実施している。
【南砺市観光協会】
「ダム活」という新しい旅のかたちを提案。利賀ダム工事現場潜入ツアーは国土交通省完全協力のもと、5月からスタート予定。ダムが完成すると沈んでしまう場所や工事車両しか入れない道を特別に見学できる。
また、境川ダムのダム湖、桂湖ではカヌーアドベンチャーツアーを実施。ダムが満水になる初夏のわずかな期間だけのツアーだ。
【砺波市】
若鶴酒造・三郎丸蒸留所の体験ツアーが目玉。「見・聞・香・味・触」の五感で楽しむツアーで、蒸留所内に新設したハンドフィルルームで、ウイスキーをたるから直接くみ上げ、ボトルとして持ち帰ることができる。見学+ハンドフィルツアーの所要時間は1時間からで、参加費は税込み3万円。
【HOKURIKU+】
富山、石川、福井の情報発信拠点で、JR大阪駅西口に直結したKITTE大阪2階にある。コインサーバーとカウンターバーがあり、各県6種類・計18種類の地酒を3県のおつまみとともに味わうことができる。

個別商談会の様子




