奈良県橿原市に本社を構えるSSS(スリーエス)=ロゴ=は、海外家具製品のOEMとODM、そして貿易支援を展開する専門会社。海外製造に伴うコスト競争力と品質、納期リスクを日本基準でマネジメントする。日本向けに輸出実績があるベトナム優良工場と連携し、試作、量産、検品、輸出までを担うワンストップサポートが特徴という。

SSSのロゴ
対応製品は主に、テーブル、椅子、棚、ソファ、ベッドなどの木製家具が中心で、さらに、スチール、ラタン、竹など幅広い素材にも対応する。小ロット製造が可能で、試作は2~4週間、量産は4週間が目安となる。
同社社長の清水慎一氏は、「日本品質を、ベトナム優良工場と連携し、実現する。当社は、単なる輸入代行業者ではない。企画、仕様決定、サンプル検証、工場管理、輸送、納品まで、ワンチームで伴走する海外調達パートナー」と話す。また、「お客さまに寄り添い、最適な答えを導き出す提案力が最大の強み」という。
同社によると海外製造でよくある課題として(1)工場選定を誤り、品質管理がブラックボックス化(2)規格、寸法、仕様が正確に伝わらず、試作、量産で手戻りが多発(3)現地管理ができず、不良、納期遅延が発生(4)輸出入、通関の不安により、社内リソースが消耗―を挙げる。課題の本質は、海外工場の人材が、日本基準を完璧に理解し、それをもとに管理できる人間の不在と指摘する。
SSSの強みは、ベトナムに子会社を持ち、プロのベトナム人チームが工場に常駐。仕様書、図面作成段階から立ち合い、品質管理を徹底して行う点にあるという。

ベトナム現地法人のロゴ
清水氏は、「海外生産の最大の不安は、実物を見ないと品質が分からないこと。当社は量産前に必ず試作品を作り、お客さまご自身の目で確認してもらう。質感、強度、座り心地など細部までチェックし、納得してもらえるまで修正を繰り返す。このプロセスを経ることで、安心して量産へ進める体制を整えている」とアピールしている。
問い合わせ先は、SSSTEL0744(33)9849。

清水社長




