JR東日本、新幹線予約サービス「JRE GO」を今秋開始へ 手続き簡略化で”最短1分予約完了”実現


 JR東日本は2月19日、新しい新幹線予約サービス「JRE GO(ジェイアールイー・ゴー)」を今年秋ごろに開始すると発表した。従来の「えきねっと」とは別に提供する新サービスで、乗車日当日の予約が半数を占める新幹線に特化。「最短1分で予約完了」を実現し、利用開始手続きや列車比較、直前の予約変更をよりスムーズに行えるようになる。今年4月20日から、事前エントリー式で先行試用版サービスも提供する。

利用開始や列車比較など、手続き簡略化

 同サービスは、グループ経営ビジョン「飛翔2034」で掲げる“ヒト起点のマーケットイン”の実現に向けたデジタル接点強化の一環で提供。現行の「えきねっと」では、初めて利用するユーザーが予約完了までに平均十数分を要しており、乗車日当日の予約が半数を占める新幹線利用で大きな障壁となっていた。「JRE GO」ではこうした課題に対応し、利用開始手続きや列車比較、直前の予約変更の簡略化を実現する。

 利用開始手続きは、21ステップから最短4ステップへと大幅に簡略化。初めてのユーザーもすぐに予約を開始できる設計とする。

 検索結果の表示方法は、「えきねっと」では1回の検索で2~3列車表示するのに対し、「JRE GO」では対象区間の全列車を一覧表示する。また、シートマップで号車・座席位置・併結(はやぶさ、こまちなど)も同時に確認できるため、繁忙期に希望条件に合った列車を探しやすくする。

 予約変更も、急な予定変更にも対応しやすいよう配慮した。トップ画面から直近の予約にアクセスし、すぐに変更や払戻が可能な設計とした。

 サービス開始は、今年の秋ごろを予定。サービス開始時点では、東北、秋田、山形、上越、北陸(東京―上越妙高)の新幹線各駅相互間の予約に限定して提供する(東京―上野間は除く)。提供開始後は、利用者の声を反映しながら、2027年度末までに在来線チケットレス特急券の取り扱いや多言語対応を目指す。

将来的に「えきねっと」と一体化も

 同サービスの今後の展開については、「Suica Renaissance」の一環で「モバイルSuica」アプリや「Welcome Suica Mobile」との連携も進める方針。JRE POINT会員限定の新幹線乗り放題パスや予約不要の指定席乗車サービスなど、新たな顧客体験の創出も計画する。現行の「えきねっと」は基盤サービスとして継続提供するが、将来的には「JRE GO」との一体化も目指すという。

 「JRE GO」は、今年4月20日から先行試用版サービスを開始する予定。利用には事前エントリーが必要となる。エントリー方法は、4月にJR東日本のホームページおよび公式SNSで発表する。

「JRE GO」ロゴ
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