最優秀賞に輝いた栗波さん(写真中央)
日本ユニスト(大阪市、今村亙忠代表)は2日、和歌山県御坊市の和歌山県日高振興局で「第1回熊野古道めし レシピコンテスト」の最終審査を実施した。地元関係者らによる実食審査と応募者によるプレゼンテーションの結果、最優秀賞には栗波三和子さん(東京都三鷹市)の「紀州猪肉の金山寺味噌(みそ)キーマカレー弁当」が選ばれた。
このコンテストは、大阪から和歌山県田辺市に至る熊野参詣道「紀伊路」の宿泊場所、食や沿道整備などを通して、紀伊路の旅行商品化と地域活性を図る同社のプロジェクト「紀伊路SCAPE」の一環。紀伊路地域の食文化を次世代に継承し、熊野古道を旅する人に向けた新たな地域名物を創出することを目的に、日高広域観光振興協議会の後援を得て開催した。
第1回となる今回は、和歌山・日高地方の食材を使ったオリジナル弁当レシピを全国から募集。書類審査を通過した5点が最終審査に進んだ。
審査には、金﨑昭仁・日高広域観光振興協議会会長、地元で飲食店などを展開するきさくの更井喜作代表、小林茉莉・観光経済新聞関西支局長、紀伊路SCAPEでアンバサダーを務める、ソムリエで国際きき酒師の石田陽介氏、同プロジェクト責任者で日本ユニスト取締役の山口和泰氏が参加。応募者の説明と合わせ、実食により、見た目の美しさ、味、ストーリーなどの基準で応募作品を審査した。
最優秀賞に輝いた栗波さんの弁当は、紀州産の猪肉と地元名産の金山寺味噌を使ったキーマカレーがメイン。日高町の小浦れんげ米を合わせたほか、衣奈(えな)ワカメとサツマイモの南高梅和えや、ミカンを使ったキャロットラぺなど、地域の特産食材を取り入れたオリジナルメニューを盛り込んだもの。「体を整え、自分自身と向き合いながら歩く紀伊路の活力につながる食事を目指した」と栗波さん。
最優秀賞の栗波さんには賞金10万円が贈られたほか、最終審査に残った3人に同社が熊野古道・中辺路で運営する宿泊施設のペア宿泊券が贈呈された。最優秀作品は商品化を目指す予定。

最優秀賞に輝いた栗波さん(写真中央)

「紀州猪肉の金山寺味噌キーマカレー弁当」




