城劇のキャストら(後列左から2人目が山口委員長)
世界遺産・二条城(京都市)で3~4月、イマーシブシアター「城劇」と国宝・二の丸御殿の夜間観覧、プロジェクションマッピング―の三つのイベントで構成する「二条城2026 SAKURANIGHTS」が開催される。5日、城内で行われた城劇の制作発表会には作・演出を務めた安田淳一氏をはじめキャストが出席、意気込みを語った。
主催は二条城桜まつり2026夜間事業実行委員会(山口勝広委員長=ワン・ワールド社長)。山口氏は冒頭、「人が人を魅了するイマーシブシアター、いわゆる体験演劇型の企画を実現することができた。(三つの)事業を通じて、新たな二条城の価値と可能性を感じてほしい」とあいさつした。
城劇「陰陽師瑞希の時空戦記 寛永行幸を救え!」は、二の丸御殿の台所前庭で公演される、デジタル映像と演劇を組み合わせた新感覚のエンターテインメントショー。プロジェクターの代わりに大規模LEDディスプレー(高さ5メートル、幅25メートル)を使うのが特徴で、没入感たっぷりの演劇体験(約35分)が堪能できるのが特徴。
陰陽師・安倍晴明の子孫である女子高生が「寛永行幸」間近の江戸時代の京にタイムスリップすることから始まる物語で、女子高生・安倍瑞希役の山戸穂乃葉さんは「瑞希は特別な力を持ち、助けを求める人のもとにタイムスリップします。すごく面白い作品になると思いますので、ぜひ見に来て下さい」と笑顔で語った。
作・演出を担当した安田氏は映画「侍タイムスリッパー」の監督を務め、日本アカデミー賞を受賞している。安田氏は「本当に人を感動させるのは、目の前で人が演じ、歌ったり、踊ったりすることにある。夜の京都にはアートではなく、エンターテインメントとして楽しめるショーがない。(城劇を通して)新しい文化を作ろうとの思いもある」と強調した。
プロジェクションマッピングは、桜をモチーフに二条城に刻まれた寛永行幸の記憶を描きだす。
イベント期間は3月19日~4月19日。開催時間は18~22時。チケット料金は(1)入場料+二の丸御殿夜間拝観料が中学生以上2800円、小学生2千円(2)入場料+城劇がそれぞれ3800円、3千円(3)入場料+二の丸御殿拝観料+城劇はそれぞれ4300円、3500円。

城劇のキャストら(後列左から2人目が山口委員長)




