意思表示カード
JHAT(東京都港区)が運営するホテルマンデーグループはこのほど、宿泊客の忘れ物や残置物を資源として循環させる新たな仕組みを導入した。不要になった衣類などに置いてもらう「意思表示カード」を客室に設置し、リユース・リサイクル対象として回収。現場の負担を軽減しながら、廃棄物削減を目指す。
同社によると、インバウンド客の急増に伴い、忘れ物か残置物か判断が難しい物品が増加。宿泊客への確認や警察への届け出にかかる負担、3カ月間の保管義務によりバックヤードが圧迫しているといった課題が挙がっているという。
新スキームは、全国8カ所にサーキュラーセンターと物流拠点を持つECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市)と連携して運用。意思表示カードが置かれた不要品を同社が回収し、サーキュラーセンターで選別・管理した上で再流通させる。ECOMMITでは、回収品の98%以上をリユース・リサイクルしている実績があり、CO2削減量のレポーディングも行っている。
導入施設は、東京、大阪、京都の30施設。

客室に設置した「意思表示カード」。訪日客を考慮し、英語、中国語、韓国語、タイ語でも明記した




