人材確保へ 観光産業の将来像検討
日本観光振興協会(日観振)は、観光が目指す姿を中長期的ビジョンとして策定する。観光産業が日本の基幹産業として、魅力ある成長産業であることを明示し、従事者のモチベーション向上、若者をはじめとする新規就業者の確保につなげる。昨年6月に協会内に観光産業ビジョン策定検討会を設置し、会員企業・団体の若手を中心とするメンバーで議論を進めている。今年6月の通常総会で発表する。
策定検討会では、(1)観光を取り巻く現状と課題(2)給与を上げるための生産性向上(3)働きがいのある仕事を目指すにあたっての課題(4)次の10年を見据えての地域、組織、個人としての課題(5)日本の観光の価値―などをテーマに議論を重ねてきた。今年2~5月に2回の会合を開催し、ビジョンにまとめる予定。
ビジョンの策定について日観振の菰田正信会長は1月14日に東京都内のホテルで開かれた観光立国推進協議会の中で、「観光産業の重要性や将来性、地域および日本経済への貢献度を明確にするとともに、基幹産業として持続可能な姿を示す中長期的なビジョンの策定に取り組んでいる。観光産業に従事されている皆さまに何ものにも代え難い価値を再認識していただくとともに、次世代の若者が観光産業を職業として選びたいと思えるようなビジョンを取りまとめる」と述べた。
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