わが宿を少しでもよい方向に持っていこうと、経営者はさまざまな取り組みに日夜トライしています。ところが「取り組み方は理解しているのに、なぜかうまく回らない」という壁にぶつかっているという話をよく聞きます。
コンサルタントのアドバイスを受けたり、他社の成功事例を参考にしたりしても、途中で頓挫してしまう。幹部同士の対立が生じる。こうした悩みは、実は「やり方」の問題ではありません。その前にある「前提条件」が整っていないことが原因なのです。
この前提条件は厄介なことに組織ごとに内容が異なり、言語化しにくいという特徴があります。深掘りすると「経営者の覚悟」や「幹部の意識ややる気」といった抽象的な話になってしまい、具体的な取り組みの話から遠ざかってしまうのです。
しかし、人と現場と感情が経営の中核に影響する旅館業では、この前提条件を飛ばすと必ず行き詰まります。
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