テラスを望むダイニングキッチン。外のデッキテラスにはサウナ室が見える
不死王閣(大阪府池田市、岡本厚社長)は今月7日、一棟貸しタイプの客室「別邸 悠然」の営業を始める。床面積約400平方メートルの平屋の建物は、ベッドルーム4室や大型ディスプレイを備えたダイニングキッチンなどからなる6LDK。テラスにはサウナなども設置した。定員15人とすることで、3世代家族グループや企業のミーティング合宿などでの利用を狙う。
同館敷地入り口に面した先代らの元自宅を全面改装して開いた。改装費用は約1億6千万円。
旅館のフロントでのチェックインの必要はなく、駐車場から直接スマートキーで入室する仕組み。
テラスを望むダイニングキッチンには、システムキッチンのほか、大型の製氷機や炭酸ウォーターサーバーなどを設置し、食材を持ち込んで自由に調理、飲食ができるようにした。ドリンク用冷蔵庫には缶ビール20本や日本酒、焼酎、ウイスキーのボトルなどのアルコール、各種ソフトドリンク缶20本ずつも用意。宿泊者に無料で提供する。
エントランスに面したリビングルームには畳の小上がりやソファセット、グランドピアノなども設置。ミニコンサートなどにも対応できる。
コの字型の建物を生かし、デッキテラスも新設。テラス上には定員9人のロウリュ付きサウナと水風呂を置き、複数人でサウナを楽しめるようにしたほか、ガス式の大型バーベキューコンロも用意し、テラスでの食事も可能にした。
庭園は、国内外のランドスケープ設計などで知られる同市の「そら植物園」が監修。既存の庭木を生かして新たに整備した和風の庭や、サウナや広縁から楽しめるジャングルをイメージした緑豊かな庭を整備。旅館の敷地内ながら、独立した静かな空間を実現した。
寝室はツインベッドルームが3室、フォースベッドルームが1室。12畳と8畳の続き間の和室では、布団を利用する。
風呂は同館の大浴場も無料で利用できるが、大人数でも快適に過ごせるよう、ユニットバスを2室、シャワールームを1室備える。
食事は付かないが、バーベキューセットも1万円から用意する。別途有料で、旅館での朝夕食も付けられる。
「これだけの人数が一緒に利用できる一棟貸しは他にはなかなかない。プライベート感があり静かな施設なので、家族連れはじめさまざまな人に利用してもらいたい」と谷向哲也取締役。
同館ホームページのほか、国内OTA、Airbnbのサイトで販売する。
販売価格は1棟1泊20万円から。

テラスを望むダイニングキッチン。外のデッキテラスにはサウナ室が見える




