和多屋別荘
和多屋別荘(佐賀県嬉野市)は昨年11月に創業75周年を迎えたことを期に、旅館の役割を再定義する「Reborn Wataya Project」第2章へと進める。コロナ禍に掲げた構想「泊まる旅館から、通う旅館へ」を深化させ、宿泊にとどまらず地域と共創する社会インフラとしての旅館像を打ち出す。
同社は2021年から、地域創生事業を手掛けるイノベーションパートナーズと連携し、旅館を地域の日常と交わる場として再構築。嬉野温泉やうれしの茶、肥前吉田焼などの地域資源を生かした飲食・物販の誘致に取り組んできた。
また、ワーケーションやサテライトオフィスの導入で異業種との交流を促し、日本語学校を開校するなど、宿泊の有無を超えて多様な人々が集う「開かれた旅館」づくりを段階的に進めた。
第2章では、約2万坪の敷地全体を実証実験の場と位置付け、サテライトオフィスやスタートアップ企業を支援するインキュベーションオフィスに集う企業との連携を強化。旅館発の新たな事業の創出を目指す。

和多屋別荘




