【脱炭素でスマートな旅館 国際観光施設協会エコ・小委員会 65】水の使用量はCO2排出量のバロメーター


 日本人の生活用水は1人1日当たり国土交通省のデータでは282リットルになっていて、私の自宅での使用量はちょうど300リットルである。生活用水は浴室40%、トイレ20%、キッチン20%、洗濯15%、その他5%となり、浴室を除くと家庭では200リットルを下回る。近頃の衛生器具は、節水と同時に使い勝手も良く、機能的にも優れている製品がそろっている。洋便器の洗浄水は13リットルであったのが、最近の機種では洗浄水を渦巻き状に小水量で流し、4リットル未満と3分の1になり、掃除しやすく機能的、デザイン的に格段に進歩している。

 エコシングル水栓は、レバー中央の水とお湯の境で「カチッ」とクリックしてきちんと湯と水が使い分けられ、給湯機の無駄な作動を防ぎ節湯するのでガスの消費量を減らせる。自動水栓は、使用者が手をかざした際に吐水し、感知範囲から手を離すと自動で止水される構造で、衛生面でも優れている。手動水栓に比べて、一般的な自動水栓は吐水量が5リットル/分以下に抑えられ、メーカーによっては約2リットル/分になっている。最近のシャワーは節水と浴び心地を両立させた製品が多い。内閣府が水の使い方を聞いた結果、約81%の人が「節水している」と回答し、その効果が出ているのか2000年の322リットルから282リットルと1人当たり40リットル減っている。

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