グアム観光の需要回復と持続可能な成長へ、「恋人岬」再開発など新たな観光価値を共創
株式会社JTBとT.P. Micronesia, Inc.(以下、「TPM」)、グアム政府観光局(正式名称:Guam Visitors Bureau、以下「GVB」)は1月19日、日本を含む主要市場におけるグアム観光の需要回復と持続可能な成長を目的とした「コンテンツ開発パートナーシップ」に関する包括的連携協定(MOU)を締結した。3者は共同で新たな観光地開発戦略を策定・推進し、グアムの観光価値向上を目指す。
コロナ後の観光回復と市場変化への対応
現在、グアムへの来島者数は回復途上にある。2019年の総来島者数約165万人に対し、2024年は約73万人にとどまっている。マーケット構成も大きく変化しており、日本市場のシェアは2014年の約61%から2024年には約29%へと低下。ただし、他国への渡航者数と比較すると、依然として日本人の需要は高い状況だ。
一方で、他のデスティネーションでは体験型・テーマ性の高いコンテンツが次々と開発され、旅行者の満足度や再訪意欲を高めている。グアムでは長年新しい観光コンテンツが生まれておらず、新規体験の提供と滞在価値の拡充が急務となっている。同時に、来島者減少に伴う運営・仕入コストの上昇という原価高騰への対応も必要だ。
協定の目的と取り組み内容
今回の協定は、日本とグアム間の観光交流を拡大し、相互理解と友好関係を深めることが目的。共同プロモーション、観光体験の共創、サステナブルツーリズムの推進、データ連携、人材育成などを柱に、官民・地域のパートナーとともにグアムの魅力を中長期的に再設計していく。
協定期間は2026年1月19日から2026年9月30日までで、主要合意事項は以下の通りだ。
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