開設したキッズスペース「ちいさな森」
里湯昔話 雄山荘(滋賀県おごと温泉)はこのほど、旅館内にキッズスペース「ちいさな森」を開設した。子育て世代のニーズが多様化する中、家族みんなが安心して過ごせる場所を提供するのが目的。
ちいさな森の広さは約22平方メートル。約20年間親しまれてきたゲームコーナーを改装して開いた。同館のコンセプトに掲げる「里山」を視覚的に表現し、小さな森をイメージして設計した。切り株型のクッションやカブトムシなどの人形を置くほか、木製玩具を中心に自然を感じられる素材にこだわった。動物が登場する絵本などもそろえ、子どもが里山文化に触れられる工夫を凝らした。
内装や遊具は、角を作らないつくりやクッション性のあるものを採用するなど安全性にも配慮。0歳の子どもから楽しめるようにした。
利用時間は午前7時から午後9時まで。朝の早い時間帯やチェックイン前後、食事中など、さまざまなシーンでの利用を想定する。
「長年親しまれてきた場所だからこそ、次の世代の思い出が生まれる空間へ引き継ぎたいと考えた。安心して遊べるクローズドな空間を提供することで、保護者の方にも旅館本来の『ごゆっくり』を満喫してもらえれば」と同館広報担当の松原拓也氏。
同館ではこれまでも、露天風呂付き客室の拡充や夏季のガーデンプール開設、近江昔話のアニメーション上映など、子連れ層向け施策を展開してきた。今後は、露天風呂付きファミリールームの開設や琵琶湖を望む水盤の整備などを進める考えだ。

開設したキッズスペース「ちいさな森」




