京成上野駅手荷物カウンター
首都圏の鉄道会社2社(富士急行、京成電鉄)が、訪日外国人観光客向け手荷物配送サービスの提供を開始した。手荷物を携帯した観光によるオーバーツーリズムを予防し、手ぶら観光を促進する動きが活発化している。
富士急行、河口湖駅と周辺施設の間で手荷物配送
富士急行は1月15日、河口湖駅と周辺の宿泊施設をつなぐ手荷物配送サービス事業「Fujiyama Luggage Delivery(フジヤマラゲッジデリバリー)」を開始した。富士山エリアを訪れる観光客の利便性向上、公共交通機関や周辺観光施設への大型手荷物持ち込みによる事業者の負担軽減を目指す。
同事業は、観光庁の「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の採択を受けた補助事業として実施。配送は、同社グループの富士急山梨ハイヤー(山梨県富士吉田市)が担当する。
対象施設は、河口湖周辺の加盟宿泊施設19施設。施設への配送は河口湖駅隣接の受付所、駅への配送は各施設で受け付ける。利用方法は、窓口または宿泊施設で直接申し込む。利用料金は、手荷物1個につき一律2千円。
今後は、加盟宿泊施設を増やしていくほか、受け付け方法もWEB予約を開始予定としている。
サービス詳細は、公式サイトで公開している。

「Fujiyama Luggage Delivery」のイメージ
京成電鉄、上野駅から成田へスーツケースなど配送
京成電鉄は1月16日、京成上野駅構内の「京成上野駅手荷物カウンター」で、午前中に預かった手荷物を成田空港へ配送し、空港で受け取れる「手荷物配送サービス」を開始した。荷物は第1ターミナル北ウイング・第2ターミナルのJALエービーシーカウンターで午後4時~午後9時の間に手荷物を受け取れる。
同カウンターでは、これまでも訪日外国人をはじめ「手荷物一時預かりサービス」を提供していたが、午前中に手荷物を預けて上野エリアを観光し、午後の列車で成田空港へ向かう利用客が多いことから、同サービス開始に至った。「手ぶら観光」を推進し、更なる利便性向上を図る。
利用料金は、スーツケース(3辺合計200㌢以内、重さ30㌔以内)が1個4千円、スノーボードやゴルフバッグなどのスポーツ用品は1個5千円(いずれも一時預かり代、配送代、消費税含む)。

京成上野駅手荷物カウンター




