環境省は1月13日、令和8年度国立公園における感動体験創出事業の公募を開始した。国内外の旅行者に国立公園の魅力を実感してもらう体験型ツアーやアクティビティの企画・試行を支援する事業で、採択件数は8件程度。公募期間は2月20日まで。1地域あたりの支援上限額は1,100万円となっている。
インバウンド誘客が主目的
この事業は、環境省が推進する国立公園満喫プロジェクトの一環として位置づけられる。同プロジェクトは平成28年から「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき、保護と利用の好循環による地域活性化を図ることを目指している。
公募対象となるのは、自然保護官事務所等と連携している民間団体(NPO法人、一般社団法人等)、協議会、民間団体または協議会と連携している民間事業者、国立公園または世界自然遺産の地域を含む地方公共団体。ただし、令和6年度国立公園アドベンチャートラベル展開事業、令和6年度国立公園における感動体験創出事業および令和7年度国立公園における感動体験・アドベンチャートラベル創出事業のいずれの実施実績もないか、1事業のみ実施実績がある者に限定される。
対象事業は、ツアー等を体験した方の意識変容や行動変容を伴う感動と学びの体験を提供し、国立公園等の魅力やストーリーを深い感動とともに実感することができるツアー等の企画・試行、自走化の取組。国立公園等を中心に行う事業であれば、その周辺地域の取組も対象となる。
必須条件とKGI・KPIの設定
応募には複数の必須条件が設けられている。国立公園等を中心として行われるツアー等であること、インバウンド誘客を主な目的とすること、適正な利用とその対価が保護に再投資される仕組みを構築すること、将来、外部資金を必要とせずに実施(自立化)できる見込みがあることなどが条件だ。
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