堺市の大仙公園内で運航を始めた「おおさか堺バルーン」
世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市)を地上100メートルの上空から一望できる係留式ヘリウム気球「おおさか堺バルーン」が体験型観光コンテンツとして注目されている。
気球の運航事業はアウトドア施設運営企業のアドバンス(兵庫県豊岡市)が行っている。堺市の大仙公園内=写真=で運航を始めた昨年10月4日から31日までの累計搭乗者は5365人に上り、1日最大476人を記録したという。この状況で推移すると「年間6万人の目標達成も視野に入る」としている。
搭乗人数は天候状況により変動するが、1回当たり15人前後。約15分の運航で、料金は大人4200円、子供3千円。堺市民はそれぞれ3200円、2200円となっている。
動力を使わないため、(1)エンジン音がなく、静かな運航で世界遺産を楽しめる(2)二酸化炭素(CO2)の排出ゼロ―の特徴をもつ。同社は、「世界遺産という歴史的価値と環境配慮型の最新技術を融合させることで、見る観光から体感する観光への転換を実現。堺市と協働しながら、文化財保護と観光振興の両立を図る新しいモデルケース」と話している。
バルーンの利用を促そうと堺市は今春から、大仙公園と南海電鉄堺駅近くを結ぶ無料シャトルバスを運行する計画もある。

堺市の大仙公園内で運航を始めた「おおさか堺バルーン」




