露天風呂付きプライベートサウナ「永和凪」
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ(神戸市、木下学社長)は12月20日、館内をリニューアルした。神戸港や街並みを一望するビューバスルームや源泉掛け流し露天風呂付きプライベートサウナを新設。ファミリーや長期滞在向け客室も刷新し、多様なニーズへの対応と高付加価値化による神戸エリアの価値向上を狙う。
2024年から着手した長期滞在とバリアフリー要素を取り入れたジュニアスイートルームの改装の一環で、19年からの改装投資額は、約10億円。
19階のクラブフロアにオープンした「クラブコーナービューバスツイン」は広さ88平方メートル。客室とビューバスからは六甲山から神戸港までを一望できる。浴槽に身を沈めると、水面と水平線が重なる設計にした。
49平方メートルのジュニアスイートタイプ「プレミアツイン」は、同館では初めてIHミニキッチン、大型冷蔵庫、電子レンジ、ウォークインクローゼットを備え、長期滞在や連泊需要にも対応。また室内扉を全て引き戸にすることで、開閉しやすく開放的な空間を実現。車いす利用でもストレスなく移動できるようにした。
8階は、小さな子供のいるファミリー層などが利用しやすい「ファミリーフロア」としてリニューアル。全室靴を脱いで過ごせるだけでなく、フロア入り口にはゲートも設け、子どもが安全に滞在できるようにする。温泉フロアまでの直通エレベーターも開設予定だ。
宿泊者専用、完全予約制露天風呂付きプライベートサウナ「永和凪」(とわなぎ)も開いた。自家源泉「神戸六甲温泉 濱泉」の湯を使った露天風呂に加え、バレルサウナや水風呂、外気浴デッキを完備。プライベート空間で心身のリセットを図る場を提供する。
16日の内覧会で木下社長は、大阪・関西万博のサブテーマ「いのちをつなぐ」などをレガシーとして大切にしながら、ポスト万博では現代の課題解決に取り組むと説明。神戸らしさ、日本らしさをより高めて健康寿命を延ばす取り組みへの意欲を示した。
また神戸エリアの宿泊単価が、大阪や京都などの地域に比べ上がっていない状況に触れ、30年の大阪での統合型リゾート施設の開業なども視野に、USJを訪れるラグジュアリーなファミリー層、LGBTQの需要獲得などにも言及。「物価上昇の中、ハード、ソフト両面でレベルを上げていく」と語った。

露天風呂付きプライベートサウナ「永和凪」




