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東京都と東京都歴史文化財団は12月18日、東京都内で東京都江戸東京博物館(愛称=えどはく)リニューアルオープン100日前記念イベントを開催した。
えどはくは、江戸・東京の歴史、文化を扱う博物館として1993年にオープン。開館約30年を機に、2022年から大規模改修工事を実施しているが、3月31日、待望のリニューアルオープンを迎える。改修工事は、日本人建築家の重松象平氏がパートナーを務める世界的な建築事務所OMAとともに、東京を代表する博物館づくりに挑んだとしている。

改修工事中の館内
イベントでは、リニューアルの概要説明と、重松氏、えどはく館長の藤森照信氏によるトークセッションに加え、えどはく館内ツアーを催した。
えどはく副館長の猪俣聖人氏によると、リニューアルのポイントは、(1)入館前から期待値を高める「鳥居」をモチーフにしたモニュメントと、ロゴマークをあしらったサインボードの設置(2)建物の形状を活用した大型映像の投影と、展示室の上空を彩る「空」の映像演出(3)明治銀座のシンボル「服部時計店」を新たに実寸大で復元するなど、大型模型の新設と、仕様のアップデート(4)自動車初の重要文化財「円太郎バス」の展示や、江戸の町並みをより忠実に再現する常設展示の内容拡充(5)江戸と現代が融合したエントランス空間―などを挙げた。
ほかにもリニューアルを記念した特別展「大江戸礼賛展」を4月25日から5月24日まで開催するほか、その後の特別展も充実のラインアップを予定している。併せて、江戸前の料理を和モダンな空間で楽しめる館内レストランをリニューアルする。レストランでは、一般公募で選ばれた「幕の内弁当」をメニュー化して提供する。
説明会の冒頭、東京都を代表して生活文化局長の古屋留美氏が登壇した。「東京の歴史や文化を世界に向けて発信する拠点としてはもちろん、えどはくが持つ収蔵品を魅力ある形で見ていただける場となる」と述べた。

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