東武鉄道は12月23日、埼玉県白岡市の東武動物公園隣接地に、埼玉県最大級のグランピングリゾート「グランフィルリゾーツ東武」を2026年3月にオープンすると発表した。日本初となる「グランピング×動物園×遊園地」という複合的な体験を提供する施設で、同日から宿泊予約の受付を開始。東武トップツアーズ株式会社、株式会社にしがきと共同で推進する事業だ。

動物園と連携した特別体験が目玉
新施設は約21,350㎡の敷地に全15棟を配置。ファミリー向けの「アドベンチャー・ドーム」8棟と、愛犬家向けの「シンフォニー・ヴィラ」7棟の2タイプで構成される。
最大の特徴は東武動物公園との連携だ。「アドベンチャー・ドーム」宿泊者は、園内閉園後に電動カートに乗って夜の動物生態を観察する「アドベンチャー・ナイト」や、開園前のサバンナエリアで動物を眺めながら朝食を楽しむ「サバンナテラス・モーニング」といった特別体験が可能。宿泊者は滞在中、動物園への入退場も自由となる。
一方の「シンフォニー・ヴィラ」は、愛犬と過ごせる約73㎡の客室に、最大約950㎡のプライベートドッグランを備え、愛犬家向けのイベントも定期的に開催予定だ。


東武グループの連携による事業
施設の運営は東武鉄道、東武トップツアーズ、にしがきが出資する「TN Leisure Create合同会社」が担当。東武動物公園を運営する東武レジャー企画の協力を得て、株式会社ブッキングリゾートが集客・施設開発を支援する。
宿泊料金はアドベンチャー・ドームが1名あたり18,400円(税込)~、シンフォニー・ヴィラが24,200円(税込)~を予定。いずれも1室4名利用、素泊まりの場合の料金だ。
宿泊予約は「リゾートグランピング」や「いぬやど」といった専門予約サイトで受け付けている。現時点では2026年3月20日分からの予約が可能となっている。
東武グループでは既に栃木県日光市で「グランフォレスタヴィラ日光」を開業しており、那須町でも宿泊施設の準備を進めるなど、宿泊事業の拡大を図っている。今回のプロジェクトでは「沿線の魅力とグループ各社が有する事業ノウハウや経営資源を活用して持続的に発展していく」方針を示している。





