
農旅連総会の様子
来年で創立60周年、引き続きの協力を呼び掛け
農協観光協定旅館ホテル連盟(農旅連、858会員)は3日、東京都江東区のホテルイースト21東京で、第59回通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選が行われ、菅野豊会長(ホテル華の湯)の再任が決定した。総会では25年度事業計画・収支予算案なども承認。今年度は宿泊券の増売施策「ポイントぷらす」を新たに開始する。
冒頭あいさつした菅野会長は、「私たち観光業界は単に経済を支えるだけでなく、地域文化や環境の保護、国際交流の促進においても重要な役割を果たしている」と強調。今後も魅力的な商品開発や情報発信などを通して業界の活性化に努めると意気込みを語った。来年度には農旅連が創立60周年を迎えることにも言及し、会員に対して引き続きの協力を呼び掛けた。
あいさつする菅野会長
来賓あいさつした農協観光の清水清男社長は、コロナ以降好調な訪日旅行に言及。「(訪日客の地方分散は)地域経済の活性化につながる。日本人の旅行意欲の回復の鍵にもなる」とし、国内の知られざる観光地に目を向ける必要性を訴えた。
会員向け記事です。