一般社団法人日本能率協会(JMA)は12月12日、2026年2月17日から20日までの4日間、東京ビッグサイトで宿泊・外食・給食業界向け専門展示会「HCJ2026」を開催すると発表した。出展者数800社、2,350ブース、来場者数6万人を見込む。国内最大級の規模だ。
人手不足解消へAI活用ゾーン
今回注目されるのは「AI/TECH/DX INNOVATION ZONE」だ。深刻化する人手不足やコスト削減といった課題に対し、AIや最新テクノロジーを活用した解決策を提案する。西展示棟アトリウムでは業界著名人やスタートアップリーダーによるスペシャルセッションも開催される。最終日の2月20日には、SNSグループファウンダーの堀江貴文氏が登壇予定だ。
ペット同伴旅行需要に対応
新たな試みとして「ペットツーリズム」と「人材育成・採用」の各コーナーが新設される。特に「ペットツーリズム」では、需要が拡大しつつある「ペット同伴旅行」に着目。ペットフレンドリーな宿泊施設向けの設備やアメニティ、関連サービスが紹介される。
厨房設備・機器も充実
例年人気の厨房設備・機器ゾーンでは、自動調理機や調理ロボットなどが出展される。人手不足解消と高品質な料理の両立を図る製品群が並ぶ。宿泊・外食業界がインバウンド増加の「追い風」と人手不足・薄利の「向かい風」に直面するなか、生産性向上やラグジュアリー化に必要な製品・サービスを一堂に見られるのが特徴だ。
「HCJ」は「国際ホテル・レストラン・ショー」「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」の英文頭文字を取った総称。来場希望者は公式サイトから事前登録が必要で、入場は無料。16歳未満は入場できない。
[事前登録URL] https://www.jma-tradeshow.com/hcj/jp/registration.php



