サービスのイメージ
JR東日本高崎支社と電脳交通(徳島市)、地域密着型のコンサルティングサービスを提供する株式会社ケー・シー・エス(東京都文京区)の3社は12月22日、群馬県高崎市で「交通空白」の解消に向けたMaaSの実証実験を開始した。国土交通省の地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS」(コモンズ)の一環。新幹線予約とタクシー配車予約を連携させる全国初のサービスとして、3月19日まで実施する。
実験は、JR東日本の列車予約サービス「えきねっと」と、群馬県新モビリティサービス推進協議会が提供するスマートフォン向けWEBサービス「GunMaaS」を連携。高崎駅到着の新幹線eチケットをえきねっとで予約すると、予約完了画面にタクシー予約ページ(GunMaaS)に遷移するバナーが表示される仕組みで、新幹線の到着時刻に合わせてタクシーを事前予約できる。高崎駅降車時には、利用者のスマートフォンに専用乗り場案内の通知が届き、待ち時間なくタクシーに乗車できる。
実験では、タクシー利用時にSuica決済するとタクシー乗車料金が千円引きとなるキャンペーンも実施することで、利用拡大を図る。割引の適用には、SuicaをえきねっとのeチケットとGunMaaSにひもづけ、タクシー降車時に同一のSuicaで決済することが条件となる。
実験に参加するタクシー会社は、高崎駅構内自動車、三山タクシー、高崎第一交通など8社。各社の全車両が対象ではなく、利用者が同サービスで予約し、専用乗り場で待機している車両のみが対象となる。
サービスの詳細は、えきねっと(https://www.eki-net.com)およびGunMaaS(https://g3m.jp)のウェブサイトで確認できる。

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