(左から)広島観光親善大使の内藤さん、宮島観光親善大使の宮郷さん、ミス岩国の岩本さん
広島県の広島市、廿日市市(宮島)、呉市、山口県の岩国市の観光宣伝隊が12月10日、東京の観光経済新聞社を訪問し、この冬のイベントをはじめとした各地の最新情報を提供した。
広島観光親善大使の内藤陽まりさんは、1月3日まで広島市内中心で開催中の光のイベント「ひろしまドリミネーション2025」をアピール。「おとぎの国」をテーマに、「黄金色のシャイニングキャッスル」や広島カープ、サンフレッチェ広島のオブジェなど、幻想的なイルミネーションが夜の街を彩る。
宮島は世界文化遺産登録から30周年を迎える2026年にさまざまなイベントを用意している。宮島観光親善大使の宮郷結愛さんは、春の桜、夏の「管絃祭(かんげんさい)」(厳島神社最大の神事)など、四季を通して楽しめる同地の魅力を紹介した。
ミス岩国の岩本音葉さんは、世界遺産登録を目指す錦帯橋や、同市出身の小説家、宇野千代氏をモデルにしたNHK朝のテレビ小説「ブラッサム」が26年秋から放送されるなど市のトピックスを紹介。各地に点在するゆかりの地を訪れてほしいと呼び掛けた。
3人は地元の食もアピール。「お好み焼きだけでなく、汁なしタンタンメンもおすすめ。辛さやトッピングを選べます」(内藤さん)。「種類豊富なもみじまんじゅうやカキ料理、あなごめしなど、いろいろあります」(宮郷さん)。「岩国ずしが有名ですが、もう一つ好きなのが大平(おおひら)。汁の多い筑前煮のようなもので、祖母から学んで私もよく作っています」(岩本さん)。
呉市では、現在リニューアル工事中の大和ミュージアムが26年4月にオープン予定。戦艦大和の実物資料など、展示が拡充される。

(左から)広島観光親善大使の内藤さん、宮島観光親善大使の宮郷さん、ミス岩国の岩本さん




