観光庁の村田茂樹長官
「旅客税」の使用求める
観光庁の村田茂樹長官は12月17日に開かれた定例会見で、国際観光旅客税(旅客税)が一部の報道で「出国税」と呼称されていることについて、「日本人だけに課される税であるといった誤解を招く」との懸念を示した。
旅客税は現在、日本人、訪日外国人にかかわらず、日本からの出国1回につき千円が徴収されている。「実態としても、(旅客税)の税収の約4分の3は外国人の出国者からいただいている状況だ」と強調。報道機関をはじめ、省略する場合は「旅客税」とするよう呼称に配慮を求めた。

観光庁の村田茂樹長官




