帝国データバンクがこのほど公表した食品主要195社の価格改定動向調査で、今年1年間の飲食料品値上げは2万609品目となった。前年の1万2520品目を64.6%上回り、2023年(3万2396品目)以来、2年ぶりに2万品目を超えた。来年の値上げ予定品目は、4月までの判明分で1044品目。前年同時期に公表の品目見通しを大幅に下回る。「値上げラッシュは来春にかけて一時収束へ」(同社)。
今年12月の値上げは、チョコレート菓子や大豆加工品、調味料など217品目。前年同月(109品目)から99.1%増と、2カ月ぶりに増加。ただ、単月の値上げ品目数としては2カ月連続で千品目を下回り、今年の中では11月に次いで2番目に少なかった。
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