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旅行アプリ「ＮＥＷＴ（ニュート）」を運営する令和トラベル（東京都渋谷区）は3日、宿泊施設など観光事業者向けのＡＩチャットエージェント「ＮＥＷＴ Ｃｈａｔ（ニュートチャット）」のベータ版を提供開始した。自社サイト内に簡単に設置できるチャットサービスで、限られた人員で多様な顧客ニーズに応える現場の課題を解決する。
同サービスは、ホテル・旅館などの宿泊施設に加え、観光施設やＤＭＯ・観光協会など、観光業に携わる多様な事業者が利用できるチャットサービス。これまで受付などで行っていた顧客の問い合わせ対応などをすべてＡＩチャットが応対し、作業省力化に貢献する。チャットを設置するサイトのＵＲＬを指定するだけで導入できる。
主な機能は、自動応答、ＦＡＱ管理、問い合わせ履歴の可視化、利用統計レポートなど。自動応答する内容は、導入施設に応じて多岐にわたる。宿泊施設の場合は、予約変更やキャンセル手続き、周辺観光案内などに対応。観光施設ではチケット料金や営業時間、イベント情報などに関する質問、ＤＭＯや観光協会の場合は、24時間稼働する「ＡＩ観光案内所」として活躍するという。言語は、40言語以上に対応する。
今後は、ＰＭＳ・予約エンジン・ＯＴＡとの連携や、ＣＲＭ連携、自動アップセル提案、コンバージョン追跡などを実装予定で、将来的にはＬＩＮＥ公式アカウントやメール対応など各種チャネルにも対応させる方針。
料金は月額制・年額制の2種類。プランは無料で試せる「ホビー」からフルカスタマイズの「スイート＋」（金額要相談）まで5段階用意した。これらのうち小規模事業者向けの「カジュアル」は月額5800円、年額5万6千円。成長企業向けの「プレミアム」は月額1万7800円、年額17万1千円。大規模施設向けの「スイート」は月額3万4800円、年額33万5千円。
申し込みはサービス公式サイトで受け付け中（https://newt.net/aichat）。
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