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KNT―CTホールディングス(HD)は12月9日、今春に入社予定の学生内定者向けに、AIアバターサービス「Geny(ジーニー)」を試験導入した。アバター化した社員が、内定者の質問に対して24時間体制でサポート。入社前に会社とのコミュニケーション接点を増やし、入社に関する不安や疑問を解消する。
同社が今回導入したGenyは、株式会社lean(東京都千代田区、津島優美社長)が開発。求職者の意向上げや懸念払しょくを24時間365日可能にするAIアバターによる面談システムで、「母集団が形成できない」「辞退者が増えている」といった採用課題の解決を強みとしている。
KNT―CTHDのサービスでは、「定型質問選択」「テキスト入力」「音声トーク」の3形式から会話方法を選択できる。定型質問は、メンター制度や若手登用の機会の有無、社内部活動の詳細、休職制度の実績や異動希望の通りやすさなど。対話を進めていくと質問者の質問傾向を分析し、おのおのに合った定型質問がおすすめとして前面に出てくる仕様だ。
会話内容は匿名で、蓄積された情報は今後の採用活動の参考として活用できるという。

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