【交通トレンド分析314】大阪・関西万博閉幕後初めて、大阪メトロ中央線で夢洲へ 鳥海高太朗


鳥海氏

 10月13日に閉幕した大阪・関西万博から約1カ月半、11月29日(土)には、東ゲート前に万博期間中来場者を迎えていたミャクミャクのモニュメントを一時的に吹田市の万博記念公園に移設する前のイベントとして「大阪ヘルスケアパビリオン ミャクミャク旅立ちセレモニー」が開催され、私も取材で現地を訪れた。

 この日は東京から東海道新幹線で新大阪に入り、大阪メトロ御堂筋線で本町へ移動し、本町から大阪メトロ中央線で夢洲へ向かった。本町駅の乗り換えも以前は万博会場へ向かうための案内がたくさんあったが全て撤去されており、夢洲方面というよりは1駅手前のコスモスクエア方面という表示になっていた。

 土曜日の朝9時台から15時台までは8本の列車が発車するが、そのうち半分の4本がコスモスクエア行き、残りの4本が夢洲行きになっていた。つまり、夢洲への列車は15分間隔だった。万博開催期間中は3分間隔で運転していたので、ホームに行けばすぐに次の列車が来るという状況だったので、本町駅のホームに到着した際に万博が終わったことを実感したのであった。幸いにも5分後に発車する先発列車が夢洲行きだったので、それほど長時間待たなかったが、本数が少なくなって、かつこの日はイベントの開催もあったことから、万博期間中ほどの混雑ではなかったが、夢洲行きの列車は混み合っていた。

 いざ夢洲駅に到着すると、駅のコンコースもすっきりとした形になっていた。改札を出る手前の大型の横型ビジョンはそのまま残っているが、案内版などは減っており、自動改札機も半分程度の稼働になっていた。そして何よりも、改札口を出て左に進み、夢洲駅の地上へ出るためのエスカレーター周辺にあった大型看板が全て撤去されており、こちらもシンプルな形になっていたのが印象的であった。

 今回、閉幕して以来初めて万博会場に入ったが、大屋根リングは現状そのままになっているが、パビリオンについては解体工事も少しずつ進んでいる状況だった。東ゲート・西ゲート前で万博に来場したお客さまを出迎えたミャクミャクのモニュメントは、今後吹田市の万博記念公園に移設されることになったが、夢洲エリアが再開発された段階で夢洲に戻る計画になっているが、夢洲エリアでは万博会場に隣接したエリアにIR(統合型リゾート)の建設もこれから本格化する中で、万博で多くの人が利用した夢洲駅に再び人が多く集まる日を楽しみにしながら、夢洲駅から15分間隔の大阪メトロ中央線で帰路に就いた。

(航空・旅行アナリスト、帝京大学非常勤講師)

 
 
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