阪急交通社はこのほど、12月27日から2026年1月5日出発の国内旅行、海外旅行の予約状況から年末年始の旅行動向をまとめた。
国内旅行の予約人数は前年比10%減。人気の旅行先は1位近畿、2位関東、3位北陸・甲信越となったが、伸び率は沖縄、北海道が上位を獲得した。沖縄は離島を中心に需要の高まりがみられたほか、航空機とホテルを組み合わせたフリープランが堅調。北海道は温泉や函館・札幌のフリープラン、旬の味覚をテーマにした旅が人気を集めた。

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そのほか、行き先が当日発表される日帰りの「ミステリーツアー」の人気も高まったなど、「『どこに行くか分からない』というワクワク感が新しい旅の楽しみ方として定着しつつある」としている。
出発日のピークは12月31日、次いで1月5日、12月28日。
海外旅行の予約人数も前年比10%減。人気の旅行先は1位台湾、2位ヨーロッパ、3位韓国、4位香港、5位エジプト。アジア地域は台湾、韓国は上位を維持している一方で需要は前年を下回った。前年からの伸び率は中国が4月以降伸長し、1位を記録。そのほか、ベストシーズンを迎えるエジプトは前年に引き続き前年比6%増となった。
出発日のピークは12月27日、次いで30日、28日となっており、12月下旬に集中している。

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