旅ホ連・運観連の若手経営者
東武トップツアーズ協定旅館ホテル連盟(旅ホ連)と運輸観光施設連盟(運観連)は11月3日、共同事業「若手経営者と会社幹部の懇話会」の西日本地区会合を、うみんちゅワーフ(沖縄県北谷町)で開いた。会員施設から小野寺仁運観連会長と若手経営者7人、東武トップツアーズから百木田康二社長ら5人が参加。人手不足への対応や施設の差別化、相互利益の発展などについて意見を交わした。

旅ホ連・運観連の若手経営者
人手不足への対応
旅ホ連、運観連に共通する大きな課題として、「人手不足」への対応が挙がった。熊本県で阿蘇ホテルを運営する和田憲人氏は、「台湾半導体大手TSMCの進出以降、人件費の高騰と人手不足が一気に深刻化している」と現状を述べた。「国内からの宿泊客の動きが鈍く、物価高の流れとは逆に、周辺の旅館・ホテルの価格も下がり始めている印象がある。人手不足を、固定費を見直す好機として捉えられれば」。
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