ふだん従業員に対しては、あいさつ程度の関係にとどめる経営者もいれば、プライベートな事情まで把握しようとする経営者もいます。
従業員との距離を意識的に保つ経営者の利点は、マネジメントを支配人や部門長に任せ、自身は経営判断に集中することができ、物事の判断に客観性を保てることです。さらに、経営者が細かな従業員対応に追われず、経営戦略といった本来の仕事に集中ができます。
ただし、従業員から「社長は何を考えているのか分からない」と感じられるリスクがあります。特にサービス業では、スタッフのモチベーションが直接お客さまの満足度に影響します。距離が遠すぎると、従業員の気持ちが離れてしまう可能性があります。
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