企画展のポスター
小泉八雲と妻・セツをモデルにしたNHKの連続ドラマ小説『ばけばけ』が放送されている。物語の舞台になっている島根県は8日、ドラマ内で使用された衣装や小道具などを展示するドラマ展を開始した。来年3月31日までの間、松江市内の「カラコロ工房」地下1階ギャラリー1で開催。入場料は無料。
今回展示する衣装一式は、ドラマの登場人物・錦織友一(吉沢亮さん)、雨清水傳(堤真一さん)、雨清水タエ(北川景子さん)、江藤安宗(佐野史郎さん)の4点。小道具には、本作の主人公・松野トキの幼少期の玩具(お面など)、松江中学小道具(英語の本、出席簿)、鏡の池立札などを展示する。
このほか、ドラマの舞台となった街並みを地図にした「“ドラマの世界”マップ」や、登場人物の関係性が分かるパネルも展示。出演者のサインや全身パネル、写真スポットも設置している。
『ばけばけ』に関する展示はこのほか、企画展「連続テレビ小説『ばけばけ』の世界と小泉セツと八雲の時代」も、松江歴史館で今月26日から実施する。ここでは明治時代の松江を特集。当時の古文書や歴史資料から文明開化の松江の様子を学習できる。期間は来年3月29日まで(参加は拝観料が必要)。
さらに来年1月11日には、島根県立美術館ホールで、『ばけばけ』の脚本を手掛けたふじきみつ彦氏によるトークショー『小泉セツ、松野トキに、ばける』を開催。司会はフリーアナウンサーの大西友子氏が担当する。参加は無料で、定員は先着180人。申し込みは今月11日午前10時から受け付けを開始する。

企画展のポスター




