Uber Japan(東京都港区)は1日、同社のタクシー配車サービス「Uber Taxi」を富山、三重、和歌山、鳥取、山口、宮崎の6県に導入した。15日には岩手、佐賀の2県にも導入予定で、今月をもって全47都道府県でのサービス展開が達成する見込みだ。
同社のサービス提供エリアは今年1月1日時点で18都道府県だったが、今年1年間で急拡大。その主な要因として、(1)クラウド型タクシー配車システム「DS」を提供する電脳交通との連携(2)月額サービス「Uber One」の活用で配車手数料が無料になるなど事業者に支持される導入メリットの拡大(3)新CMなどによる認知拡大―の3点を挙げた。
同社は今月1日、長野県野沢温泉村を中心とするエリアで「公共ライドシェア」の運行支援事業者として参画。同社が支援する公共ライドシェアの展開は、今回の事例で国内5例目となる。
今後は、インバウンドでにぎわう北海道ニセコ町、倶知安町でも今月中にサービスを開始予定。言語・決済などのハードルを下げ、スムーズなインバウンド移動・対応を支援するとしている。




