米国の「空飛ぶクルマ」政策最新動向、12月にオンラインセミナー開催


 一般財団法人運輸総合研究所は12月18日、第164回運輸政策コロキウムとして「米国における『空飛ぶクルマ』に関する政策の最新動向2025 ~取り組みの進展と今後の展望~」をオンラインで開催する。参加費は無料。

次世代航空モビリティの進化を解説

 「空飛ぶクルマ」とも呼ばれる次世代航空モビリティ(AAM:Advanced Air Mobility)は、実用化に向けて機体開発や制度整備が世界各国で進行中だ。日本国内でも大阪・関西万博でのデモ飛行が実施されるなど、注目度が高まっている。

 同研究所のワシントン国際問題研究所に所属する釣慎一朗研究員が登壇。米国のAAM政策動向について最新の調査研究成果を発表する。釣研究員は2023年12月の第157回運輸政策コロキウムでも、機体の開発状況や米国におけるAAM関連法律、運航のロードマップ、機体認証・運航・離着陸場などの基準・ガイドライン、人材育成などの取り組みについて講演を行っている。

 今回は前回からの続編として、米国における空飛ぶクルマ/AAMに関する政策の進捗状況や新たな取り組みを解説。日本が目指すべき方向性についての考察も行う予定だ。

 コメンテーターには東京大学名誉教授で同大学未来ビジョン研究センター特任教授の鈴木真二氏が登壇。コーディネーターは運輸総合研究所所長の屋井鉄雄氏が務める。

 開催日時は2025年12月18日(木)13時から14時30分まで。開催方式はZoomウェビナーによるオンライン配信。申し込みは当日(開催直前)まで受け付けており、専用URL下記URLよりお申し込みください (https://krs.bz/jterc/m/collo251218)またはQRコードから参加登録が可能だ。

 なお、プログラムは▽開会挨拶(奥田哲也・運輸総合研究所専務理事、ワシントン国際問題研究所長、アセアン・インド地域事務所長)▽発表(釣慎一朗・ワシントン国際問題研究所研究員)▽コメント(鈴木真二・東京大学名誉教授、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授)▽ディスカッション及び質疑応答▽総括・講評・閉会挨拶(屋井鉄雄・運輸総合研究所所長)―の構成。内容は変更となる場合がある。

 前回2023年に開催された第157回コロキウムの概要は、運輸総合研究所のウェブサイトで閲覧可能となっている。最新情報については同研究所の公式サイトで確認できる。

 
 
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